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鉄な学校日誌
このブログは、東京の下町にある公立中学校の教員が、自分の日頃感じていることや、生徒や同僚達の活動の一こま、家族の様子などを「鉄」とからめて紹介していきます。
卒業式が終わる
 3月18日に卒業式が終わりました。ここに卒業生別れの言葉
 =答辞を載せました。
 皆さんはこれを読んでどう感じましたか?
 今時の中学生だって、しっかり考えているんです。

  気がつけば、僕たちがこの学校の校門を初めてくぐってから
 三年の時が過ぎようとしています。三年間通い慣れた通学路、
 笑顔のあふれたにぎやかな校舎、四中生としてこの着慣れた制
 服を着る事も今日で最後になりました。この三年間を振り返っ
 てみると色々なことがあり、たくさんのことを学び、その全て
 が思い出となってしまいましたが、今でも多くのことが鮮明に
 思い出されます。もうすぐ僕たちは卒業して、四中の生徒とし
 てではなく、自分たちそれぞれの道を歩き始めます。
 でも、その前に少しだけ、その思い出と向き合う時間を下さい。
  三年前、大きめなのに何だ窮屈に感じる制服を着て初めて教
 室に入った時、まったく知らない人ばかりが周りにいる『中学校』
 という新鮮な環境に、不思議な気持と戸惑いを感じました。
 しかし、そんな気持も束の間ですぐにみんなと仲良くなり、楽
 しい毎日を過ごすことが出来ました。四中生として初めてみん
 なで行った山中湖自然教室では、山中湖一周ハイキングをしたり、
 富士山のふもとでお土産を買って、記念写真を撮ったりしました。
 運動会・学芸発表会などの行事も、小学校の時とはひと味違う
 委員会活動も、全てが新しいことに思えて、その頃は緊張しなが
 ら学校生活を送っていました。その半面、まだ中身が小学生のま
 まで、ふざけたり、トラブルを起こしたりと、先生方を困らせた
 事もたくさんあったと思います。全てのことに新鮮さと充実感を
 覚えながら過ごして一年が過ぎ、僕たちは二年生になりました。
 新しいクラスに入って、周りを見回してみんなの顔を見ると、
 四中で一年を過ごしたからか一年生の時の様な緊張した雰囲気
 はなく、とてもイキイキとしていました。二年生になってから
 僕たちは、委員会や部活動で中心となって活動する様になり、
 自分たちと同じ学年の人が部長や委員長をつとめていることに、
 はじめのうちは少し違和感を感じました。しかし、そんなこと
 にも少しずつ慣れていき、部員のみんなをまとめることや、
 委員会の仕事も余裕を持ってこなすことが出来る様になりました。
 二年生の頃の僕たちにとって大きな思い出である塩原自然教室
 では博物館を見学したり、焼き物を作ったりしました。その時作った
 形の変なコップは、今でも僕の部屋にペン立てとしておいて
 あります。塩原自然教室の中でも、最も印象深く残っているオリ
 エンテーリングでは、班員の一人が足に怪我をして歩けなくなる
 と言う状況になってしまいました。結局、僕たちの班が目的地に
 に到着するまでにとても時間がかかりましたが、そんなことが
 あったからこそ、今、オリエンテーリングは忘れられない思い出
 になっています。総合学習での東京見学で、普段私服で行く様な
 所を、友達と四中の制服を着て一緒に歩いた事は、とても強く心の
 中に残っています。まだ、四中に入ってから少ししか経っていない
 とあの頃は思っていたのに、いつのまにか僕たちは最上級生になっ
 ていました。三年生になった僕たちが最も力を入れた合唱コンク
 ールでは、他のクラスに刺激されながら、限られた期間の中で一
 生懸命練習を重ねました。はじめのうちは思うように練習が進まない
 時もありましたが、コンクールが近づくにつれて徐々にクラスが
 まとまり、一つの合唱となりました。当日は練習以上の力を発
 することができ、体育館に響き渡る全クラスの思いが込められた
 歌声に四中ならではの素晴らしさを感じました。その他にも、
 修学旅行で思わぬハプニングに遭遇したり、球技大会では手に汗
 握る白熱した試合を展開したりと、たくさんの笑顔と数えきれない
 ほどの努力が思い出されます。中学校に入ってから本格的になっ
 た部活動では、いくら練習してもなかなか伸びずに落ち込んでい
 る時も、練習が厳しくて逃げ出したくなる時もありました。
  そんな時、同じ目標を持った仲間や先生の支えが励みとなり、
 厳しい練習にも耐えることが出来ました。たとえ、大会などで良い
 結果が出なくても、本当に大切なのはそれまでの努力であることに
 気付くほどに成長しました。部活動を通して、精神的な強さを身に
 つけ、自信と大きな満足感を得ることが出来ました。部活動から学
 んだことは数えきれません。僕たちが四中で三年を過ごすことが出
 来たことは、僕たちだけの力のおかげではありません。四中には、
 個性豊かで情熱のある先生方がたくさんいます。学校生活の中で生
 徒と先生の間には親しみがあり、冗談をまじえた授業はとても楽し
 く、何気ない雑談までが知識となりました。もちろん、優しいだけ
 でなく、厳しい指導もしてくれました。先生の言葉を素直に受け入
 れられなかったり、不満に思うこともありました。しかし、今では
 厳しい言葉の重さや、その時の先生の気持ちが痛いほどよく分かり
 ます。楽しいときは一緒になって笑い、悲しいときは一緒になって
 泣き、間違った方向へ進んだときは本気でしかってくれました。
 また、素晴らしい三送会を企画してくれた在校生のみなさんや、
 陰で僕たちや学校のために尽くしてくれた主事さん方・事務室の方々。
 僕たちの健康を考え、いつも美味しい給食を作ってくれた、
 栄養士・給食室の方々。本当に感謝しています。在校生のみなさん、
 今四中での生活は充実していますか。三年間は本当にあっという間
です。平凡な毎日でも二度とない貴重な時間なので一日一日を無駄に
 しないで下さい。また、人間関係の面で、友達の存在は時にはライ
 バルになり、時には励みとなります。信頼出来る素晴らしい仲間を
 大切にしてください。そして、いつも暖かい目で見守り続けてくれた、
 お父さん、お母さん。時には八つ当たりをしたり、迷惑をかけたりし
たこともありました。僕たちには分からない苦労もあったと思います。
 それでも、どんな時でも僕たちを陰で支えてくれました。僕たちは
 中学校生活を精一杯過ごしてきました。三年間で、こんなに成長した
 僕たちの姿を見て下さい。言葉では言い表せないほど感謝の気持で
 いっぱいです。この三年間いろいろな人に見守られ、育ってきた僕
 たちも、四中で最後の行事となるこの卒業式が終わると同時に、
 それぞれの道を進み始めます。僕たちは四中の生徒であったことを
 誇りに思っています。ありがとう、先生。ありがとう、みんな。
 ありがとう、四中。そしてさようなら。今までお世話になった
 全ての人への感謝の気持と、たくさんの思い出。そして、喜びも
 悲しみも、どんな時も共に過ごしてきた仲間との友情を胸に、
 僕たちは新しい一歩を踏み出して行きます。三年間本当にありが
 とうございました。
平成17年 3月18日
第58回 卒業生代表 M.T

いつの間にやら3月
いつの間にやら三月に突入しまして、、、

都立の一次(前期)入試の発表や三送会、餅つきなどの
行事がはじまり、三年生を中心に卒業ムードが漂って
きました。

が、天気は安定せず雪が降ったり急に暖かくなったりと
体が慣れずに体調を崩す生徒や教員も多かったりします。

他府県は今週あたりに卒業式ですが、東京は
3月18日(金)まで生徒は登校します。
午前中授業にしたりと手は打つのですが、
落ち着かない部分もあり、早く卒業式が
来てほしいとの声があるのも事実です。




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